なお、ロシア問題の権威である下斗米教授は中学の理科の先生のお子さんでした、 世の中狭い。
2011年2月20日日曜日
世の中狭い その2
土曜午後は隣町南柏の麗澤大で豪華な教授、メディア陣による4時間のロシア、中国問題のセミナーに参加しました。下斗米法政大教授、毛理早稲田大名誉教授、石郷岡日大教授、山内NHK解説委員、池田日経論説委員。膨張する中国特に東北部、ロシア極東の国境地帯での元通貨による影響がすさまじく、このままでは飲み込まれかねないとして道路や空港や衛星発射基地、港湾その他の山のようなProjを起こしているそうです。人口比では中国人1億人に対しロシア人は6百万人だそうでソ連崩壊後の生活苦から200万も減ったそうです。プーチンが開通した高速道路を4日間掛けて自分で運転して走りぬけヨーロッパから極東までの道路網完成をアピールしたそうです。露製の車で4日も高速を走れるのかもありますが昨今のカフカスやチェチェンからのテロの危険を考えれば相当な覚悟を持って行ったのでしょう。その文脈で北方領土へのプレゼンスを高めて居ると言う説明がありました。(バットマン=プーチン&ロビン=M大統領の小話が選択にありました。)結局のところ中国の膨張による地政学的なSea Change(潮目が変る)は説得力がありました、後15年でUS GDPを越える例の有名なGoldman Sの絵です。Panelではメディアの方3名に情報発信役割に付き苦言がありましたが彼らは報道の質は国民文化Levelに比例している、今どんどん海外特派員を切ってしまっていて国と同様内向き志向との説明に納得。先月の防衛大教授による朝鮮半島問題セミナーとも大満足。こんなに近いところにこんなOpenで立派な大学があるのは誠に恵まれています。